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トヨタ パブリカ
トヨタ パブリカ
昭和36年に国民車構想として開発されたパブリカはパブリックカーという車名を一般公募で募集しました。
徹底したコストダウンで発売当時のデラックスの価格は429000円でした。
空冷水平対抗2気筒のエンジンは28PSで最高時速は110km/hでした。
このレストアはすごいです。
まるで新品のような部品がついています。
名前のパブリカはパブリックカー(大衆車)ですが、スタンダードにはバックミラーもないほどの徹底したコストダウンでスタンダードの当時の価格は389000円と当時としてはかなりの安めの設定です。
この写真はカタログからのものです。
この車が初代のP10型です。
その後、マイナーチェンジで少しクロームメッキを増やし豪華になりました。
パブリカのエンジンを使って作ったのがトヨタスポーツ800です。
その後、昭和42年に大幅なマイナーチェンジを行いUP20型になりました。
あまりに質素なため、今回のマイナーチェンジではメッキ部品を増やし、エンジン排気量も800CCにアップしました。
とても手入れが行き届いていてきれいな車でした。
パブリカにはコンバーチブルタイプの車もあり、
この車にはトヨタスポーツ800と同じエンジンでついキャブ使用で45PSを発揮しました。
その後、昭和44年にP30型にモデルチェンジして初代パブリカの歴史に幕を下ろしました。
パブリカはその後スターレットにその座を譲り、昭和53年に二代目スターレット(KP61)の登場を記に生産を終了しました。