ユーザー車検 その5
ユーザー車検 その5
いよいよ、国土交通省、中部運輸局 愛知運輸支部、通称車検場に行きます。
僕にとって車検場は懐かしい場所でもあります。
以前、整備士をやっていたころはここによく書類を持ってきました。そのころと変わっていません。
まず、ユーザー車検の相談所に行って用意した書類を見てもらいます。
ここで、不備があるところを直してきます。
僕の場合は自賠責と重量税は持ってきたので、リサイクル利用の証明を貰って来ました。
書類の審査が終わるといよいよテスタラインに行きます。
どきどきします。
前の車がどのようにしているかをよく見てそのとおりにします。
ところが2時15分から休憩に入りました。ちょうど僕の前で止まってしまいました。
珍しいのか整備士の方が話しかけてきました。セドリックの旧型を持っていたとか古い話に花が咲きます。
休憩の後は上の表示板に従って進行します。前の車が終わるまでは待機のランプがついています。
最初はサイドスリップです。
まっすぐゆっくり進みます。テスタの上では絶対にハンドルは切りません。
それが済むとブレーキとスピードです。
テスタ場のより高価な動く台にブレーキとスピードが計れるテスタの上に乗ります。
まず、ブレーキです。思いっきり踏みます。OKでした。
サイドブレーキもおもいっきり引きます。OKでした。
次はスピードです。慣れないと台の上でスピードを上げるのはちょっと怖いです。
40KM/hでパッシングをします。OKでした。
そして前に出てライトの光量を計ります。少し前に出たほうがいいといわれたのでぎりぎりまで前に出ます。そして、クーラーを切り、エンジン回転を少し上げます。OKです。なかなかOKが出ないので心配でしたが、なんとか通りました。
その後はまた前に出て、排ガスチェックです。これもOKでした。
そのあとは、エンジンルームをあけて、フレームナンバーとエンジンナンバーのチェックです。そして、装備品と電気(燈火類)周りのチェック 「古い車ですね。」と若い係官に言われた時はちょっと快感(^^) OKです。
その後前に出て今度は下回りのチェックです。フロントタイヤのがたやマフラー、リアタイヤのがた、その他下回りの不具合を探していますが、OKです。
最後に書類を機械に通してOKマークを貰います。
その後は車検のステッカーを貰います。
これが車検を受かったという証明
やっと通りました。2年間で走行距離は2000キロしか走ってないのでそんなに不備はないはずです。
ユーザー車検にかかった費用は
重量税 37800円
自賠責保険(24ヶ月) 30830円
検査料 1400円
書類代 50円
テスタ場(事前検査) 4200円
合計 74280円
ユーザー車検は平日に時間の取れる方で整備経験のある方でないと少し大変ですが、節約できる費用は結構大きいです。
私の車117クーペはほとんど乗っていないので整備の必要がなかったのがよかったのかもしれません。
ユーザー車検を受けたい方は整備は自己責任であるということをしっかり理解しないと後で不慮の故障が起きるかもしれません。
なので整備に自信のない方はやはり専門の整備工場に出したほうが無難です。
そのほうが安心して乗ることが出来ます。
ユーザー車検、整備できる人にとってはなかなかやりがいのあるものです。
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